『世界を変えるデザイン』より
「傘が要るとき、デパートで38ドルもするデザイナーブランドのモデルを買うより、
地元の安売り店で1ドルの機能的な黒かさを買う方がいい。
38ドルの傘の方が長持ちするのはわかっているが、
自分が1ヶ月もしないうちにどこかに忘れてくるだろうというのもわかっている。…
農村の貧困層も同じように考える。ただし大きな違いがある。
彼らはその1ドルの傘を7年もの間、使える状態に保つのだ。最後はつぎはぎだらけで、
持ち手には添え木が3,4本つけてあるが、それでもまだ使える。」
「世界を変えるデザイン」p42-43より抜粋
シンシア・スミス 編
槌屋詩野 監修
北村陽子 訳
・・・・・・・・・・・・・・・
大学院2年の夏、フィリピンの首都マニラのスモーキーマウンテンを訪れた。
そこでは確かに、傘はぼろぼろになるまで使用されていた。
それも傘としての機能が無くなった後、当然のようにリメイクが施されていた。
日本で拾ったりもらったりする傘は、あまりに綺麗すぎると改めて思った。
No.000 HOUKO
地元の安売り店で1ドルの機能的な黒かさを買う方がいい。
38ドルの傘の方が長持ちするのはわかっているが、
自分が1ヶ月もしないうちにどこかに忘れてくるだろうというのもわかっている。…
農村の貧困層も同じように考える。ただし大きな違いがある。
彼らはその1ドルの傘を7年もの間、使える状態に保つのだ。最後はつぎはぎだらけで、
持ち手には添え木が3,4本つけてあるが、それでもまだ使える。」
「世界を変えるデザイン」p42-43より抜粋
シンシア・スミス 編
槌屋詩野 監修
北村陽子 訳
・・・・・・・・・・・・・・・
大学院2年の夏、フィリピンの首都マニラのスモーキーマウンテンを訪れた。
そこでは確かに、傘はぼろぼろになるまで使用されていた。
それも傘としての機能が無くなった後、当然のようにリメイクが施されていた。
日本で拾ったりもらったりする傘は、あまりに綺麗すぎると改めて思った。
No.000 HOUKO
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by CASAPROJECT
| 2011-01-11 00:54
| report
CASAバッグ修繕
年末、CASAバッグを長く使ってくださっている方から、
破れてしまったので直してほしい、と依頼がありました。
バッグを見るとなんと、CASAマークの刺繍入り!
初期の頃は一つずつ刺繍していたのです。なつかしい。
(ちなみに今は黒色の傘布にスタンプを押した自作タグをつけています)
修繕後。本を入れて持ち運ぶとのことだったので、新たに布を加えてしっかり縫いました。
それにしても、こんなになるまで使っていただいてほんとにうれしい限りです。
CASA PROJECTではご購入いただいたCASAバッグの修繕も行いますので
お気軽にご連絡ください。
No.000 HOUKO
破れてしまったので直してほしい、と依頼がありました。
バッグを見るとなんと、CASAマークの刺繍入り!
初期の頃は一つずつ刺繍していたのです。なつかしい。
(ちなみに今は黒色の傘布にスタンプを押した自作タグをつけています)
修繕後。本を入れて持ち運ぶとのことだったので、新たに布を加えてしっかり縫いました。
それにしても、こんなになるまで使っていただいてほんとにうれしい限りです。
CASA PROJECTではご購入いただいたCASAバッグの修繕も行いますので
お気軽にご連絡ください。
No.000 HOUKO
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by CASAPROJECT
| 2011-01-06 12:31
| report
2011年 明けましておめでとうございます。
昨年もCASA PROJECTを応援していただき、ありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします。
今年の年賀状は傘布でコラージュしてつくりました。
さっき投函したので元旦には届きませんが(ごめんなさい…)、
1枚ずつ異なりますのでCASAメンバーのみなさん、少しばかり楽しみにお待ちください。
それでは、今年もステキな作品をたくさんつくりましょう!
No.000 HOUKO
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by CASAPROJECT
| 2011-01-01 00:23
| report
SAKKA ZAKKAにてCASA作品販売決定☆
こちらも先週末のこと。
大阪・箕面にある雑貨屋SAKKA ZAKKAにてCASA作品を取り扱っていただけることになりました!
箕面(みのお)は梅田から阪急宝塚線で30分くらいのところにあって
紅葉がきれいな、静かでとても落ち着いた町です。
阪急箕面駅で降りて少しだけ歩くと、かわいらしいお店の集まりが見えてきます。
奥の青い扉がSAKKA ZAKKAさん、手前にはキッチン雑貨を扱う「縁(えん)」というお店、
また左側にはカフェとギャラリーまで併設していました☆どのお店も良い感じ!
SAKKA ZAKKAさんのお店の中はこんな感じ。
想像以上に広くてセンスのよい作品が所狭しと並んでいます。
以下は今回置いていただく予定のCASAたち。
冬なので暖色系にしてみました。
写真は信楽にあるギャラリー&ショップ "shiroiro-ie" さんで撮影させていただきました。
いつもありがとうございます…!
これでまた一つ、CASA PROJECTを知っていただくアンテナが立ちました。
お店の雰囲気はもちろん、お店のスタッフの方もみなさんとても気さくで話していて楽しくなります♪
気になった方は是非一度足を運んでみてください。
No.000 HOUKO
大阪・箕面にある雑貨屋SAKKA ZAKKAにてCASA作品を取り扱っていただけることになりました!
箕面(みのお)は梅田から阪急宝塚線で30分くらいのところにあって
紅葉がきれいな、静かでとても落ち着いた町です。
阪急箕面駅で降りて少しだけ歩くと、かわいらしいお店の集まりが見えてきます。
奥の青い扉がSAKKA ZAKKAさん、手前にはキッチン雑貨を扱う「縁(えん)」というお店、
また左側にはカフェとギャラリーまで併設していました☆どのお店も良い感じ!
SAKKA ZAKKAさんのお店の中はこんな感じ。
想像以上に広くてセンスのよい作品が所狭しと並んでいます。
以下は今回置いていただく予定のCASAたち。
冬なので暖色系にしてみました。
写真は信楽にあるギャラリー&ショップ "shiroiro-ie" さんで撮影させていただきました。
いつもありがとうございます…!
これでまた一つ、CASA PROJECTを知っていただくアンテナが立ちました。
お店の雰囲気はもちろん、お店のスタッフの方もみなさんとても気さくで話していて楽しくなります♪
気になった方は是非一度足を運んでみてください。
No.000 HOUKO
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by CASAPROJECT
| 2010-12-18 18:14
| report
和傘工房の見学に行ってきました。
先週末、京都にある老舗の和傘屋 "日吉屋" さんに伺ってきました。
関西に戻っている間に行こう行こうと思いつつも、気付けば冬に…時間がたつのってほんと早い。
日吉屋は京都で唯一残っている和傘工房で、実際の作業現場を一般に開放しているところは
私が調べたところここしかないようでした。
和傘といえば岐阜県が有名ですが、日吉屋さんの傘も骨や紙などの材料は岐阜から取り寄せておられるそうです。
よく知られていることですが、和傘の骨である竹は、
もともと一本の竹を均等に割ってできています。
そのため腕のよい職人さんがつくると、傘を閉じたときにまるで一本の竹のように見えるとか…!
そしてよく見ると節の固い部分に受骨を止める穴が!
さすが、自然の構造をよく生かしてる!
こちらは傘の開閉のために重要な「轆轤(ろくろ)」。
縫い針で糸を通すため、ナナメに穴があいています。
和傘を開いている状態を撮影するのを忘れてしまいましたが、
特に飾り糸がついている蛇の目傘は本当にきれい。
そして和紙の色が光に透ける様子を見ていると、
洋傘に比べて和傘は雨だけでなく晴れの日の太陽の光も強く意識して
デザインされていることに気付きました。
雨の日の憂鬱な湿気を吹き飛ばすかのように
傘は今も昔もカラフルな色合いで楽しい気分にしてくれているのかも。
最初始めたときは特に意識していなかったけど、
実はCASA PROJECTはとても「日本らしい」プロジェクトなのだと
改めて感じた一日でした。
No.000 HOUKO
関西に戻っている間に行こう行こうと思いつつも、気付けば冬に…時間がたつのってほんと早い。
日吉屋は京都で唯一残っている和傘工房で、実際の作業現場を一般に開放しているところは
私が調べたところここしかないようでした。
和傘といえば岐阜県が有名ですが、日吉屋さんの傘も骨や紙などの材料は岐阜から取り寄せておられるそうです。
よく知られていることですが、和傘の骨である竹は、
もともと一本の竹を均等に割ってできています。
そのため腕のよい職人さんがつくると、傘を閉じたときにまるで一本の竹のように見えるとか…!
そしてよく見ると節の固い部分に受骨を止める穴が!
さすが、自然の構造をよく生かしてる!
こちらは傘の開閉のために重要な「轆轤(ろくろ)」。
縫い針で糸を通すため、ナナメに穴があいています。
和傘を開いている状態を撮影するのを忘れてしまいましたが、
特に飾り糸がついている蛇の目傘は本当にきれい。
そして和紙の色が光に透ける様子を見ていると、
洋傘に比べて和傘は雨だけでなく晴れの日の太陽の光も強く意識して
デザインされていることに気付きました。
雨の日の憂鬱な湿気を吹き飛ばすかのように
傘は今も昔もカラフルな色合いで楽しい気分にしてくれているのかも。
最初始めたときは特に意識していなかったけど、
実はCASA PROJECTはとても「日本らしい」プロジェクトなのだと
改めて感じた一日でした。
No.000 HOUKO
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by CASAPROJECT
| 2010-12-18 17:38
| report
CASAメンバーによる活動リポートです。
by CASAPROJECT
about
CASA PROJECTとは、不用になった傘を新しく生まれ変わらせるプロジェクトです。
http://casaproject.com/
CASA-reportでは、代表のHOUKOをはじめ、プロジェクトに共感を持ったCASAメンバーたちが制作した作品の発表や、ワークショップなどの告知を行っていきます。
CASAメンバー登録について
http://casaproject.com/
CASA-reportでは、代表のHOUKOをはじめ、プロジェクトに共感を持ったCASAメンバーたちが制作した作品の発表や、ワークショップなどの告知を行っていきます。
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